松野様邸 山武市
お施主様のお言葉

すごく暖かいのですが、朝からストーブをつけていたんですか?
松野様 1時間前につけたんですよ。1時間でかなり暖かくなりますね。この暖かさを味わっちゃうとほかの暖房器具は使えないですね。心地よさが違います。

1時間とはびっくりですね。薪ストーブは暖まるのに時間が掛かると思っていました。
川原さん 薪ストーブの熱量はどの暖房器具よりも大きいので意外と早く暖まります。また、遠赤外線による輻射熱で身体の芯から温まりますね。

その他に薪ストーブは手間の掛かるイメージありますが。火をおこすのや煙突の掃除も大変そうですよね。
松野様 コツをつかめてしまえば、案外簡単にできます。我が家では牛乳パックを使って火をおこしています。牛乳パックは火もちがいいので便利ですよ。最初は燃えやすいように薪をセットします。充分燃えてきたら徐々に太い薪をくべていくんです。うちでは、以外に妻のほうが焚きつけは上手いかもしれませんね。
奥様 主人が帰宅する前に暖かくしておこうと思って。要領が分かれば難しくないですよ。私は料理にも使っています。煮込み料理などは置いておけばいいので便利ですね。
川原さん 薪も木の種類によって上手く使い分けるといいですね。針葉樹はすぐ燃えるので焚き付けの時に使って、ある程度燃えてきたら、広葉樹の薪を入れるといいですね。広葉樹は長持ちしますが、燃えににくいですね。こうやって上手く火がつけられると煙もあまり出ることもないですよ。煙突の掃除も普通にやっていれば1年に1回で十分です。ただ、燃やし方が上手くないとすすが溜まってしまうので、1ヵ月に1回必要になってしまいますね。

火事になってしまう心配もありますが、どうですか?
川原さん 薪ストーブ自体は密閉されているので、そこから火が出る心配はまずありません。ただ、例えば煙突は高温になるので配慮が必要です。煙突は屋根や壁を通すので、その際シングル(鉄板1枚だけの煙突)だと木材が熱に晒されているうちに炭化(低温炭化)して突然発火する事があります。ですから、貫通部はコストが掛かりますが、二重煙突にする必要がありますね。今、非常に安いストーブもありますが、二重煙突でなかったりという事もありますので注意して下さい。あと煙突掃除をしないですすが溜まってしまうとすすに引火して爆発的な燃焼で火災になることもあります。ただ、これらは正しい施工をして、メンテナンスをすれば火事になる事はないので安心して下さい。

薪はどうやって集めているんですか?
松野様 最初は抵抗がありましたが、建築現場の廃材、間引きした木がありそうな所を走り回って、持ち主らしき人がいたら分けてもらえませんか?などと声を掛けてみます。ありがたいことに大抵気持ちよくOKしてくれますので、大変助かっています。
川原さん 薪ストーブを楽しむには行動力が必要ですね。山の持ち主を調べて訪問したり。でもそういうことも楽しいですよね。集めた薪はそのままでは水分が多く使えないので、割って1年日当りと風通しの良い場所で乾燥させないといけないんですよ。乾燥させていないと水をいれている様なものですね。燃えないので、煙が多く出てしまいます。しかも、1年分の薪を蓄えるには結構スペースが必要ですね。車1台分位は必要になりますとアドバイスしています。

煙でご近所から苦情が来たりすることも心配ですよね?
川原さん そうですね。やはり、上手く燃やさないと煙がでますので、ですから乾燥していない薪は使わないほうがいいですね。それと、1番煙がでるのが焚きつけの時なので、ご近所の方がまだ洗濯物を干す前の早朝か取り込んだ後の夕方以降に行うのがいいと思います。

最後に薪ストーブの魅力を教えて下さい。
松野様 薪ストーブはかなり手間の掛かる暖房ですが、その暖かさを知ってしまうと他の暖房器具は使えませんね。ただ暖まるだけでなく、薪を探すことから始まり薪を割って、火をおこし、薪をくべてという一つひとつを楽しむことができるのが大きな魅力ですね。

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